2011/12/31

2011年が終わります.

今年もまた怒濤の11月、12月でした。所感を…もなにもどこで何を話したのか振り返るだけでいっぱいいっぱいでした。

11.12は第14回レジ感(メルパルク京都)。11.14-15は国立大学病院感染対策協議会の相互チェックで宮崎大学病院へ。
11.19は来年うちのボスが会長を務める第59回臨床検査医学会総会のプログラム委員会で岡山に出向き、いろいろと企画案を話合ってきました。
11.24-26は奈良で化学療法学会西日本地方会・感染症学会中日本地方会の合同学会。初日に第132回ICD講習会「忘れてはならない結核」で結核の院内感染対策の話をし夜は評議員懇親会に出席。翌日は感染症学会の卒前・卒後教育企画「症例から学ぶ感染症セミナー〜症例の問題点から研究的考察へ〜」の司会と解説(カンジダ血症の疫学と病態因子)。最終日には指導した研修医の発表「京大病院における敗血症発症時の3点セット (血液培養・尿培養・胸部X線)実施の啓発と診療の適正化」と気の休まらない3日間でした。
11.29は院内の看護師対象のレベルアップ講習会「抗菌薬の適応と選択」

12.1は第32回臨床薬理学会年会シンポジウム3「臨床薬理と最新治療:感染症」で浜松へ「抗真菌薬の血中濃度モニタリングは必要か」
12.2は信州感染症フォーラムで長野「院内肺炎・NHCAPの診断と治療」
12.15はICDエキスパートフォーラムin千葉。
12.16京都臨床検査技師会の微生物班の講演会「深在性真菌症の診断と治療・検査の役割」その後忘年会にもお招きいただきました。
12.20は神奈川県病院薬剤師会 中小病院診療所委員会のTDM研修会にて「抗菌薬の適正使用とTDMの標準化を目指して」の題で抗MRSA薬の話を。
12.22は厚労省の研究班会議で東京「移植等の易感染性患者に発症する深在性真菌症の臨床疫学研究」

自転車操業ってこういうのを指すんでしょうか…

やっていることが少しずつリンクしてきて嬉しい反面、院外活動が増えすぎてきたのが今年の反省点と言えるかもしれません。

そういう来年初頭の予定はというと、

1.22は第23回臨床微生物学会(パシフィコ横浜)でベーシックレクチャー12「日和見感染の制御のための戦略」
1.28は第13回肝移植術後管理検討会(メルパルク京都)で「肝移植後感染症の特性と対策」
2.1は府内の公立病院の院内感染対策講習会で結核の院内感染対策の話をしに。
2.4は第27回環境感染学会総会(福岡国際会議場)シンポジウム15「医療関連感染アウトブレイク〜発生から発生後対応の実際に学ぶ〜」にて検査部におけるアウトブレイク防止対策を、トンボ帰って第15回レジ感(メルパルク京都)
2.9はICDエキスパートフォーラムin新潟。
2.24は第34回造血幹細胞移植学会総会(大阪国際会議場)のワークショップ8「移植関連臓器合併症の臨床」にて「造血幹細部移植における難治性真菌感染症の診断と治療のあり方」を。
2.28は第39回日本集中治療医学会学術集会で開かれる第1回MIICS (Master College of Infection Disease For Intensive Care Specialist)「ICU感染症患者を救うために」の座長をしに幕張メッセへ。

予定は入っちゃってるので反省が反映されるのは年度が変わってからですな。

来年度は新しい大学院生も入るので、これまでやってきたことの各々に芽を出させ、成長させられるような年になんとしてもしたいものです。