2013/01/03

2012年の終わり.

新年おめでとうございます。

前回更新した札幌行きがすっかり過去になった気がします。月日の経つのは早いとも遅いともどっちでも言えそうですが。
その前後から昨年末までのことを。

10.23は金沢医大に感染症(真菌、日和見ウイルス感染)の講義に。
10.26は認定薬剤師セミナー(新潟)でグリコペプチドTDMのレクチャとケーススタディのコメンテータとして。
10.29-30は国公立大学病院感染対策協議会で佐賀へ。
11.1は大阪に細菌検査技師の研究会で講演。血培の話、というか血培には何が現れてくるか、という話。
11.5-7は感染症学会の西日本・中日本、日本化学療法学会西日本の3地方会の合同集会で福岡へ。
11.9は某社の営業所でESBL感染症の治療について講演。
11.10は医真菌学会のスイーツセミナーの座長をしに東京多摩へ。
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11.24はMIICS VAP professional program (MVP program)で東邦大へ。
11.30-12.2はボスが会長で日本臨床検査医学会総会。ランチョンセミナーひとつと、企画・人選からガッツリ携わった細菌検査シンポジウムの司会。
12.3-4は国公立大学病院感染対策協議会の相互チェック受審。
12.7は武田総合病院での感染対策講習会。
12.8は内科学会近畿地方会で朝イチの感染症のセッションの座長、午後からの教育セミナー講師。
12.10は第3回目の地域連携合同カンファレンス。
12.17は天理よろづ相談所病院の感染対策講習会。終了後、恩師の先生と楽しい夕食会。
12.22は京都セプシスフォーラム。コメンテータのみ。


とくに11月の感染症・化療の3地方会合同集会は最終日の7日に大きな出番が3つ立て続きになっていて泣きそうでした。そのうちの1つ、febrile neutropeniaのシンポジウムは司会兼演者で望みました。
正直、前に座っていると聴衆がどう感じているか、盛り上がっているのかという実感は沸きにくいものです。他の会場の入りと比べてどうかということも当然わかりませんし。しかし、私自身その内容、ディスカッションから学ぶところが大きかっただけでなく、大御所の先生方がフロアから発言してくれたこともとても嬉しく、会場にいた皆にとって貴重な機会になってよかったと手前味噌ながら思いました。終了後になって「盛り上がってたね」「面白かった」「新鮮だった」といった感想をたくさんいただき、このような一見ディスカッションのしようがなさそうなテーマ、診療科医とのコンセンサスが得にくそうなテーマを、あえて学会で企画するということの可能性を感じることができましたし、企画者冥利につきるとはこのことだと感じました。

頭と心に残っていることをひとつひとつ書き残せていないことは残念ですが、残っていれば必ずまた浮かんでくるはずですし、その瞬間を楽しみにして、今年も励んで参ります。