2012/05/30

2012.6.9 九州臨床感染症セミナー(福岡)で話をしてきます.


先日の佐賀に続いての九州です。
今回は土曜なので日田の実家に顔を出そうかと思っています。


座長・コメンテータ陣が豪華なのでディスカッションが今からとても楽しみです。


有名な先生ばかりなので少々気恥ずかしく、うまく話せるのかどうかわかりませんが、これまでの経験・知見を結集して、大胆に話をしたいと思います。いつものことですが、スベるのを気にしていたら、きりがありませんしね。

2012/05/26

2012.7.15-16は第10回感染症の診断と治療セミナーです. 今回は京都ホテルオークラで.

今回でめでたく第10回を迎える「感染症の診断と治療セミナー」。

親しくしている(と自分は思っている)著名な感染症医と細菌検査技師の先生をお招きして、場所を京都ホテルオークラとして、少し"記念の回"感を演出しようと思います。


2012/05/25


ICDエキスパートフォーラム、引き続き行っています。

2月は新潟、3月は神奈川、今日は筑波へ。


2012/05/23

2012.5.17は佐賀院内感染研究会で話してきました.

わりと近くの出身なのに、鳥栖や唐津には何度か行ったことがあるのに、佐賀市は意外にも生まれて初めてでした。

今回、新たな抗MRSA薬が登場したことを受けて「MRSA感染症診療と抗菌薬適正使用のピットフォール」というタイトル。
例によってどんなタイトルどんなテーマでも、詰まるところは診断、というお話でした。

診断があやふやでも治療は進めなければならないし、それで何とかなることもある。勝ちに不思議の勝ちはありますから。
でも、それで何とかなっていると思っていると真の診断はますます遠のいていきます。従来からの標準薬(それが標準でありつづけていることにはそれ相応の意味があるわけで)をとことん使い込むことがそれ以外の薬剤の使いどころを知るために不可欠なのだと思います。

「どう使い分けたらいいんでしょうか?」という質問がよくあります。
標準薬ではどういう時にうまくいかないか、ということがはっきりしないていないのであれば使わなくてもよろしい。薬が出たからといって使わなければならないという決まりなんてありません。
とは言いませんでしたが、まあぶっちゃければ要はそういうことだと思います。
というようなことを再認識できるのも講演を引き受けてよかったと思うひとつの理由です。

行きの特急かもめからみた佐賀の山々は近く、青く空は青く広く、半ば見上げるような角度でずっと窓から眺めていたら首が痛くなっちゃいました。
話している途中は感じなかったですけど。



2012/05/17

2012.2.1は綾部で結核の話をしてきました.

綾部市立病院の院内感染対策講習会で「病院全体で取り組む結核の院内感染対策」というタイトルで話をしてきました。

結核の話は昨年11月の奈良での学会のICD講習会で話すことになり、その時に自施設での事例を含めて内容を作り直しましたので、その発表内容をかみ砕いた形で。

高齢化が進んでいく中、しばらくは結核の減少は足踏み状態が続くことと思います。だからといって日常臨床で頻繁に遭遇するわけでもありません。このような"頻度は低いけど見逃すと影響の大きい事象"にどう対処するか、は感染症はもちろん医療にも限らない、大きなテーマのひとつでしょうね。

研修医の時、指導医だった先生と結核の話をしていたときに「感染症っていうのは結局伝染病だから」という言葉を聞いて頭の中で何かパッと光が灯ったような気がしました。それが感染症でやっていこうと思った大きな契機のひとつです。ということもあり、最近は結核病学会での発表はあまりしていないのですが、ありがたいことに評議員に入れてもらっていますので、どんな形であれ、自分のできる限りこの学会というか結核医療の領域に貢献し続けていきたいと思っています。



2012/05/16

久々です。2012.5.11 宝塚市立病院の感染対策研修会で話してきました.


知り合いの某先生から御依頼いただいて、宝塚まで行ってきました。
名神から中国道に入って京都から1時間で無事到着。

立派な講堂でたくさんの方に来ていただいて気持ちよく話ができました。

その先生はこちらの病院に移られてからまだ1年くらいなのですが、すっかりしっかりリーダーシップを発揮して院内の感染対策、感染症診療を大きく進歩させていました。その報告が最初にあったのですが、こんなふうに変わっている!という結果が共有できるとさらに進むのだろうなと頼もしいというか、今の自分たちはこの程度でいいのかという焦りというか、ちょっと複雑な感じでした。内容はいつも通り、感染症診療の基本的な考え方・進め方で、この病院の皆さんには今更感のある話だったかもしれません。でもそこは、似た話でも違う人から聴くと印象も違うだろうと開き直って。

大学病院のくせに…と言われないようにしなければ、と逆に刺激になった会でした。

講演はひさびさじゃないですが、投稿は3ヵ月以上空いてしまいました。
2月からの講演録、ちびちび書いておいつかないと、です。こゆのは直ぐ書いておかなあきまへんな。