2011/07/18

2011.6月にやったこと

今月はちょっと多めでした。

もう終わりましたが、6月1日は結核病学会の前日、私の属している委員会の会議がありました。結核病学会は会員数がジリ貧だったのですが、これは認定医制度を導入=認定のための単位になるセミナーを開始してとくに若手の医師の会員が増えたようです。この制度や教育的なセミナーに関する委員会で、学会の将来、と言うと大げさですが、今後の方向性のひとつの軸となるものだと思いますので、一肌脱ぐつもりで自分にできることを追求してみたいとあれこれ考えています。

6月6日は大学で今年度第1回の院内感染対策講習会。教授に登壇してもらいました。
翌7日は感染対策担当者会議。私と他メンバーとで当院の感染制御の体制、力を入れている点、急ぎ改善していかなければならない点などを各部署・診療科の担当者に伝達しました。

6月14日は山口大学、6月17日は山口赤十字病院へ、いずれも「感染症の適正診療と院内感染対策の結びつき」というタイトルで話してきます。同じ週に山口に2回行くことになったのは全くの偶然でした。どちらの病院でも真剣に取り組んでいる先生方と出会えて嬉しかったです。

6月23日から25日までは札幌へ。第59回日本化学療法学会総会です。23日は第18回抗菌薬適正使用生涯教育セミナー。テーマは薬剤の相互作用で、私は「抗菌薬と抗菌薬以外」の相互作用の話をし、その後ケーススタディで症例呈示(研修医の先生に依頼しています)・コメンテータの役があたっていました。25日はシンポジウム「抗 MRSA 薬における TDM 標準化のその後: コンセンサスが得られていること、解決しなければならないこと」にて「透析患者における抗MRSA薬の使用法とTDM」について話しました。

6月28日は西宮へ。第8回阪神ICT活動実践セミナーで、カンジダ症の話をしてようやく6月が終わりました。

いやはや感想も何も挙げるだけでいっぱいいっぱいですな。