
Non-albicans Candidaが増加しているという事象はとっくに既成事実となり、今やnon-albicansの中でこれまでと違う菌種が増加し、non-albicansというだけでなくnon-Candida yeastさえもが増加する、という変化・流れを冷静に認識し、捉え直してこれからの医療に臨んでいこう、というのがメッセージでした。オーストラリアのDr. MeyerのCryptococcus gattiiのglobalなレベルでのmolecular typingの話や、アスペルギルス症の大家であるDr. Stevensの発症要因についての切り口の新しい話、いずれも敬服に値する高いレベルの講演でした。スライドの見やすさ・キレイさでは自分の方が勝っていたと思いますが、内容的には彼らと比べると明らかに見劣りしており、大いに反省し、少しヘコんでしまいました。
英語は苦手ではないのですが得意でもありません。伝えたいことははっきり持っているのでかろうじて口をついて出てくることは出てくる、といった具合です。日本開催なので苦笑いで許容してもらったような感じでもしかして米国だったら浮きまくってたのかもしれません。
それでも英語を必死で勉強しようって気になかなかならんのですよね。一度手痛い目に遭わないとイカンのでしょうか。今回がまさにそれだったのにそう思ってないだけかもしれませんけどね。
実はこの前日9.9は福岡でのICD Expert forumにてACTIONs BUNDLEの話をしてきたところでした。講演後、北九州から深夜便で羽田に飛び、10日の早朝に札幌に飛ぶというむちゃくちゃなスケジュールですっかりバテてしまいました。予定の確認が甘かったのが原因なのですが、もうこんなのはこりごりですな。